あとがきが遅くなったのは、忘れていたからではない。多忙だったからだ。(断言)

―フェリーナ、旅立つ―

 これは本編進行とパーティー離脱のタイミングの問題から書くべきか迷った話ではあります。
 でも、書きました。やっぱり書きたかったので。
 ゲームシステム的には、水魔法を使うフェリーナが抜けて、丁度そこに水属性術師のペルラが入る訳ですね。彼女は理念を共有して戦う訳ではないので、実装するならNPC(ノンプレヤブルキャラ)にしようか悩む所です。
 それと、レイドはそもそも戦闘向きの魔物ではないので、移送が本分になります。


―月下の剣―

 何気にうちのサイト名ってここからきてたり。
 この話は何の迷いもなく書けました。高校時代、ある友人に読んでもらった話とそのままリンクしてます。
 因みにその話、BONUS STAGE 2として書き直したやつを以前公開してました。興味のある方はURLの「STAGE○○」の部分に「B-2」と入力すれば今でも閲覧可能です。(B-1も同様ですが、前後編に分かれていた外伝3だけは「B-3a」「B-3b」となっているので注意)

 で、アスラータについてはネタバレ含むんで以下反転。
 彼は魔族側についた後も危険人物と見なされ、生まれた子は人質としてどこかで育てられた(=どこにいるか知らない)。カリナは子のことを諦めきれず、密かに行方を探っていた。結果、我が子のいる地名と預かり手の名までは突き止め、彼女の残したメモをその死後にアスラータ発見。メモの意味をぼんやりと理解した彼だったが、多くの過ちの果てに、妻も亡くし抜け殻となっていた彼は、息子に会わないことを決断し、失踪。以後行方不明……というのが真相。


―STAGE36について―

 ここまで来て書ききれていなかったネタを、一挙に詰め込んだ感じですね。
 これまでに考えていた話は、決戦までの話(これから書きます)、流鏑馬、崖落ちを除けばほとんど消化できたと思います。
 流鏑馬と崖落ちはまた外伝書くかな……。

 ところで、この回でセイルさんが再び顔を出しますが、全盛期の彼は人という枠を超えて殺戮兵器の域だったので、敵を殲滅することにかけては右に出る者は魔族にも人間にもいませんでした。
 暴走時ビゼスのチート具合が剣の相手に銃を持ち出す感じだとすると、現役のセイルは重火器とか戦車を飛び越えて核兵器だと考えてください。


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