―狂魔術師の回―

 これは、その昔考えていた原作を、ほぼそのまま持って来ました。自分で言うのもあれですが、確かにこんな話だったよ、うん。
 リっちゃんの復帰のしかたも、当時から変わりません。催眠魔法は、完璧にこの回のための伏線でした。
 変更点は、あの二人で、果たしてタイムリミットの中、本当にリィドに勝利できたのか? という疑問から、塔の崩壊シナリオを加えたところくらいです。まさか自滅とは。翠もびっくりです(いいのか、作者)。


―アーサーと飼い猫(?)について―

 アーサーのビジュアル的イメージについては、翠の中では『魔導物語』のアルマゲドン・ヤングバージョン(壱さん画)が一番近いです。は?分からないですか(汗)? ぷよぷよの原型となったゲームのノベライズ版の挿絵と言った方が通じるでしょうか?(結局わかりづらい) 興味のある方は、古本屋でファミ通文庫の書棚を探してみると良いと思います。
 それにしても彼、人間嫌いとゆー割に、よく喋ってくれます。とくに最後のほう(笑)。アーサーは、エターニアに出てくるキール(テイルズ知らない方すみません)のように、割と知識だけが先行してしまって、頭でっかちな面があります。悪い奴ではないんですけど。
 出生については、どろっどろになるように考えて、でもあまり話としては出したくなかったんで、皆さんの想像にお任せします。アーサー本人は預り知らない事実がほとんどなので、まだ救われるかと。

 仲間が囚われて助けに行く展開は、実は、ライアではなく、リっちゃんの試練が元です。小さい時に考えていた話では、もっとこう、ヒロイックサーガ的な?選ばれし者とか、試練とか、石に刺さった伝説の剣を抜くだとか、果てはライアが勇者の光魔法(注:今は使いません)習得したり、なんてノリでした。その中で、仲間が一人ずつ試練に挑んで新たな力を手に入れるなイベントがあり、ある試練で、リっちゃん以外の仲間が閉じ込められておりました。その時は、結界が狭まっていくというリミットもあり、リーティスも一度目は敗れるという、シビアな戦いでしたが、路線変更でライアの話に変わった瞬間、ペットを手なずけて解決してしまうという、何とも和やかな展開に。
 それはそうと、なぜか翠はよく犬に見詰められます。何か付いてます?っていうか、何か憑いてます??という位に。(翠はそーゆーの見えません。見えなくてよかった……)
 ガルダは、猫ではなく、魔物の一種ですが、アーサーに懐いているので問題はありません。


―主要キャラの年齢―

 友人に訊ねてみたところ、年齢に対する多大な誤解があったことが判明したので、一応、歳について述べておこうと思います。
 歳上から順に並べると、凡そ以下のように↓なります。

↑ 年長
↓ 若い

 実年齢ではなく、人間換算でのおおよその歳で比べています。
 誕生日が来たら多少ずれる(差がついたり追いついたり)とかそういったことは、気にしない方向で。
 フェリーナを『お嬢さん』呼ばわりしている銀髪の魔女は、実はリっちゃんと歳はそう変わらなかったり。でも、翠の中ではあの場面に違和感はありません。むしろ、あれが正しい!と。
 主役陣と黒いお兄さんは割と日本人的(髪の色とか気にするな)なイメージがあるのに対し、アルドと銀髪さんズに関しては、西洋人的なイメージで書いています。欧米の方々は一般的に発育が早いので、多分その辺が関係してるものと……。
 (アイコンには、「萌える!アバターメーカー」を利用させていただきました。)


―谷底編・突入―

 二部完結予定のNEEDFIREですが、谷底編から、いよいよ一部の終盤戦突入です。
 この調子でいくと、前編のラストはSTAGE 18くらい……でしょうか。多分その辺りになると思います。
 ここからは、ノンストップで決戦まで持って行くつもりなので、最後までお付き合い下さい!!


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