疑問解消◇NEEDFIRE 第九回 〜伏線未回収?〜
(2014年3月)

フェリ:今回は、本編の補足というより、おまけ的な位置づけです
アルド:既に本編中では『解説しない』と翠が決めている部分を取り上げるので、敢えて読まずに想像したいって人は、回避をお勧めするよ
ウィリ:覚悟はできたかしら? それじゃ……いくわよ

Q1. ライアとビゼスの回想がズレている
ウィロ:えぇと……これはSTAGE13の『前に一度、会っている』かな
アルド:これは本人達にお願いしよう
ビゼス:なんだ、私か? ――本当は『二度』だ。ただ、ノーゼに渡って来たばかりの奴の顔を、私が別段気に留めてなかったからな。二度目は、暴走後に息のあった人間というだけで忘れように忘れられなかったがな
ライア:後は俺か。一度目は、下手すれば周りの騎士みたいに殺されてたんだから、記憶に焼きついてて当然だろ。二度目の方は、金の目をしたアイツがビゼスだって同一視できてなかったんだよ

Q2. レイヤ洞であの重体、普通死ぬんじゃ?
ライア:なんて質問すんだよ!!
ビゼス:まぁ意識もトンでたし、何もしなければ、私達が決着付けて薬屋に戻るまで持たなかったろうな
リティ:あれ……? 何かしたっけ? あの時
ウィル:リーティスはしてませんけどぉ
ビゼス:アルディス、貴様、あの馬鹿を放す前に回復魔法かけただろう
アルド:ばれてたかな。あの時点では術が解けてなかったしライアの事は憎かったよ。けど、そのままにしておけなかった。頻脈と呼吸が浅いのとで出血が酷いのは判ってたからね。あの時開いた傷だけは、どうにか魔法で止血したんだ
フェリ:直後に私が簡易処置を施す場面があるので、描写は省いたんですよね
ウィロ:うん。その方が周りにも気付かれないように『こっそり』かけた事になるから……って、これ描かなきゃ本末転倒じゃないのかな……??

Q3. ミサキはどうなった?
ウィリ:よく考えてみなさいな。あのアカリってお嬢さん、何て頼んだんだったかしら?
アルド:君はリーティスとさらわれて現場にはいなかっ……まぁいいや。あの時、宿で言われた言葉がヒント。
リティ:うん。描写はないけど私達、合流してからみんなにミサキさんの事は話してるの
ライア:だな。で、結論から言うと俺達はアカリさんのとこにその事を報告に行ってない
ウィリ:そうでしょうよ。彼女は親友の安否を気にしてたんでしょう? あの強かさなら、お城で成功してそのうち自分から手紙でも出すでしょう。お節介は無用よ

Q4. カーラさn……
リティ:あー……いたね! そんな人
ウィロ:リーティス、目が笑ってない――
ウィリ:ああ、貴方は『あっち側』にいて事情は知らないでしょうね。大変だったのよ
ビゼス:そうか? 端からあの男の世迷言など、ほとんど信じてなかったんじゃないのか
アルド:すまないけど、確かに彼を疑ってはいたね。でも、彼の言葉が100%嘘とも言い切れなかったから、あの手を使ったんだ
ライア:ああ、観光乗馬
アルド:そう、あそこで動じなかったからリーティスは白だと確定したんだ。少しでも動揺したら、後ろの人が気付くしね
ウィリ:あれに乗じてセクハラなんてしてないわね
ビゼス:何の事だ(涼しい顔)

Q5.西棟でウィーロスは何してた?
ウィロ:ああ、砦の防衛戦で、最初僕が戦線に出てなかった理由だね。ちゃんとあるよ
ウィル:ヘェー、どんな?
ウィリ:仮にもあんな怪異を起こす連中よ? あの中に術専門の技師くらい居たっておかしくないじゃない
ウィロ:うん……そうなんだ。僕は、その人を止めに行ってた。……その人だって、僕に裁かれる理由なんてなかったはずだけど……
ビゼス:お前は、できる事をしただけだ。そいつを手にかけなければ、私達が窮地に立たされてたかも知れんぞ

リティ:次回は――『続くといいね』?
フェリ:翠が忙殺されてなければ……ですね。無事を祈りましょう


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