疑問解消◇NEEDFIRE 第七回 〜得意武器は？〜
(2013年6月)
ウィル：ねーっ、思ったけど兄ちゃんて、何で二刀流んなったの？
ビゼス：これか？ ……生き残るためだ
ライア：…………。答えになってねぇ
フェリ：じゃあ、初めは一本だったんでしょうか？
リティ：んー、確かに二刀のビゼスは凶悪だけど、一刀でも鬼みたいに強いし――なんか釈然としない感じ……
ビゼス：単純な掛け算だ。二倍斬れる。それだけだ
ウィリ：あら。弟子の言葉には、一応説明してあげるのね
アルド：確かに、君の剣は斬撃に特化してるからね。左右の剣の形も同一だし、『そういうこと』かい？
ビゼス：フン、流石に気付いたか。攻撃面の話だけに留めとくが、私の得物が一番効果を発揮するのは、『斬る』ときだ。だが、血や脂肪がこびりつけば、すぐに切れ味は落ちる
ウィロ：なんかもう、いきなり生々しい話しちゃって(いないと思うけど)食事中だった人、ごめんなさい。
ウィリ：律儀ねぇ
ライア：試合でもよく『10人斬り！』とか華々しくやってっけど、あれなんか刃の付いてない武器での試合だからできんだよな
ウィロ：現実は厳しい、ってね(苦笑)
ウィル：じゃあさぁー、剣一本しかないアルドとかリーティスとか、あとどーでもいーけどライアとか、どうしてんの
ライア：どうでもいいゆーな
リティ：うーん、私はもともと、剣術が突きとか重視だから……
ライア：俺なんか後半殴り倒して(撲殺)るけどな。って、きょーの講座は妙に食事中に不適切な発言が多い――
ウィル：ハ、自分で言ってちゃワケないね
アルド：茶化さない。それで、僕なんかは、もともとこの剣は打撃を重視したものなんだ。だから、正直切れ味はあまり良くないよ
フェリ：皆さん、それぞれ武器の特性をよく理解して戦ってるんですね。私なんか折角シェーラさんにいただいたナイフを、全然活用できてないですが――……
リティ：いっ、いいの！ フェリーナはそんな血生臭いことしなくって！(てゆーかこの先本編で××もあるから下手なこと言えないし〜)
ウィル：オレもナイフなら装備してっけど。あれ、兄ちゃんは？
ビゼス：私か？ 作者(SuI)の阿呆がSTAGE29で非装備で書き違えてそのままだ。第一部では、使用こそしていないが常に携帯してたんだがな
ウィロ：兄さんのナイフ格闘って、僕が“気”を使って闘えたとしても、少なく見積もって軽く三回は殺されると思う……
リティ：そんな強いの！？ 剣無しでそれって反則じゃないっ！！
ビゼス：リーティス。戦いに反則も卑怯もないぞ。どんな状況でも勝て。それが唯一の生き残る道だ
リティ：うう……精進します……
ウィロ：ところで、飛び道具使う人っていないね
ウィリ：そぉねぇ。魔法で防御もできてしまうこの世界じゃ、飛び道具の価値は少し低めだと思うわ
アルド：でも、実はいるんだよね、ここに
リティ：えっ！ アルド弓使えるの！？
アルド：ん。僕じゃなくて。こっち
ライア：ふん、いーよどうせ。俺が使えるとか信じらんない！っつーんだろ。ほっとけっての
リティ：ライアがやさぐれた……
ビゼス：ほっとけ。メシの時間には復活してるだろ
ライア：しくしく……
ウィロ：あ……っ、ほっ、ほら！ みんなライアのこと信用してるってことだよ！ ね？
ライア：……もう、次回なんてやらねぇ……
リティ：あっそ。
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